探している人に見つけてもらう ── 法人4期の振り返り
こんにちは、合同会社hirakushashinの代表、森脇です。
2026年9月30日をもって、合同会社hirakushashinは4期目を終えました。
年末年始で年度が変わる個人事業主とは違って、翌日の10月1日からすぐ5期目の業務が始まるので特に「変わった」という感慨はないまま毎年進んでいます。
それでも法人で5年目に入れた、というのはちょっと安堵した部分もある。
経営というほどのことはしていませんが、事業のことはAIといろいろ相談しているので、一緒に4期を振り返ってみました。
合同会社hirakushashinは広告写真撮影・写真教室・写真館という3つの写真事業をしていますが、その中でも一番の柱になっているのは広告写真撮影を中心としたBtoB案件です。
4期はざっくり体感としてこの分野の前半が結構厳しく、後半にいろいろと見直しや宣伝などをして何とか持ち直した1年でした。
じゃあ何で前半厳しかったのか?というのは、受注商売なのでご依頼がないと何もできない、ということに尽きます。
こうして年度のまとめをしたとしても、3期は分布が全然違うし、5期も多分同じような結果にはならないのです。
だから受けられるお仕事は何でもやりたいし、いつまでも落ち着いてなんかいられないわけですね。

広告撮影+カルチャーセンター講師+単発の講座+レタッチ案件、企業や個人事業主から受注したお仕事が全133件。
ひらく写真教室と写真館での家族写真は含んでません。
何となく右肩上がりになってくれた。

何の撮影をしているか。
改めてまとめてみると、やはり建築・空間撮影が多く、その中でも住空間のさまざまな形態を撮っていました。
でも建物関係が多いとはいえ、基本的にはいろんなものを撮るスタンスでやっています。

前半が厳しかったときに、後半に向けてやったことは何とか報われました。
1つ目は、Google広告を出したこと。
2つ目に、無料でできる範囲の、ネット上での集客手段を整えたこと。
3つ目が、動画撮影・編集、SNS用の縦位置写真、写真の使い道に合わせた権利の扱いなどの、撮影まわりのご提案を増やしたこと。
世の中には自分をじゃんじゃんアピールして仕事を取っていくクリエイターも数多くいますが、私はそれが得意ではありません。
過去でも現在でも自分で取りに行ったことはありますが、返事がもらえないなんてのは当たり前で、受注に至ったのに撮影を前にして連絡が取れなくなったり、あると聞いていた仕事がいつまでも延ばされて結局うやむやになったり、なんてことはよくあることです。
私に交渉力がないのもあるでしょうが、そもそも相手がフォトグラファーを探していなければ、なかなか話は進みません。
検索で見つけてもらえる場合は、相手が探しているところから始まるので、その点がまったく違います。
振り返ると、2021年の開業から2年間は1社偏重の状態でした。
先方の都合でその1社の仕事がなくなった2023年は、最も仕事がなくてどん底の年。
4月までの4ヶ月で2回以上の撮影を発注してくれた会社は6社。
1回撮影した会社を合わせても計10社で、案件数は25件でした。
ほとんどが個人的繋がりで、中には「何かできることないですか?」と声をかけて作ってもらった仕事もあります。
友人、前職の同僚、プライベートでお世話になった会社、そしてその人たちからの紹介などです。
一方、今期は後半に先述の対策をしたおかげで、検索で見つけて依頼してくれた取引先が出てきています。
広告を出せばどうにかなる、というものでもないので万人が使える方法ではないと思いますが、弊社にとってはうまくいった形になりました。
1年間で発注してくれた取引先は「37」。
そのうち、人の繋がりで仕事をさせてもらったのは「24」。
マッチングサービスでの仕事が「4」(ただし取られる手数料がスゴい…)。
SNSをきっかけに繋がったのが「1」。
検索で知ってくださったのが「6」。
自分から営業したのが「2」。
数字になって改めて感じるのは、自ら攻めるタイプではない私は、とにかく人に生かされているということ。
そして今年は、知らない人にも見つけてもらえるようになりました。
苦しいときに支えてくれた方々とも、4期で初めてお会いした方々とも、これからも良い関係でありたいと思います。
5期も思ったとおりにはいかないと思いますが、見つけてもらえるきっかけは少しずつ増やしていくつもりです。

